無料で気軽にネットショップを解説できるBASEですが、売上が上がってくると
- 決済手数料の高さ
- 集客能力の弱さ
- 外部サービスとの連携のしにくさ
等が目に付きはじめます。
そんなショップオーナーさんの選択肢として今脚光を浴びているのがShopifyです。
Shopifyは無料で3日間お試しできます。管理画面を見てみたい方は公式サイトからどうぞ。
3日でショップをオープンできる自信がない場合は、ShopifyPartnerだけが発行できる無期限で開発可能なストアを弊社から発行できます。お問い合わせフォームからお気軽にご相談ください。
(ご相談には乗りますが営業はしません。ご安心ください。)
やり方がよく分からない、面倒くさい、という方はお気軽にこちらのページからご相談ください。
単純な移行作業にとどまらないサービスになっておりますので、移行にともなうあれやこれやでお悩みの場合はオススメです。
自分でやる!という方はこちらで詳しい方法を説明していますので、参考にされてください。
おすすめ記事:BASEからShopifyへネットショップを移行する方法!月商10万円を超えたらアプリを使ってサクッと移行しよう
BASEからの乗り換え候補
BASEからの乗り換えを考えるとき、だいたい候補に挙がるのが下記だと思います。
- サーバーインストール型
- EC CUBE
- Magento
- ASP型(クラウド型)
- Shopify
- カラーミーショップ
- MakeShop
- futureshop
- ショップサーブ
EC CUBEやMagentoは専門知識が必要
EC CUBEはサーバーにインストールして使用するタイプのソフトウェアです。
全てを思い通りに編集・開発できますが、専門的な知識が必要になるため中〜大規模の事業者が使用します。
オープンソースなので自分で開発すればほぼ無料ですが、外注する場合は100万単位のお金がかかります。
リリース後の保守メンテ費用もかかり、新しい機能の追加も自分たちでやることになるため、正直、BASEでショップを始めた方の乗り換えには適しません。
ASP型(クラウド型)がオススメ
その他はASP型(クラウド型)という、いわゆるアカウントを開設して使うクラウド型の月額制サービスです。
BASEもこちらにあたります。
ASP型はだいたい月額数千円〜ですぐに利用でき、運営会社によって常にサービスが最新の状態にアップデートされるため、現実的な選択肢としてはこちらになります。
ASP型のネットショップ構築サービスを価格帯で比較
価格帯順に並べると下記のようになります。
- 月額0円
- BASE(利用料6.6%+40円)
- STORES(利用料5%)
- カラーミーショップ(利用料6.6%+30円)
- 月額10,000円以内
- Shopify(月額約3,000円、決済手数料3.4%)
- BASE(月額5,980円、決済手数料2.9%)
- STORES(月額2,178円、決済手数料3.6%)
- カラーミーショップ(月額4,950円、決済手数料4%)
- 月額10,000円以上するもの
- futureshop(月額22,000円〜、決済手数料3.2%~+3円)
- Makeshop(月額11,000円〜、決済手数料3.19%~)
- ショップサーブ(月額22,000円〜、決済手数料3.675%~)
決済手数料はクレジットカードを記載しています。
Shopifyは月額$25でドル換算なので、為替レートを120円で計算しています。
無料プランを持つサービスはひとつ上のプランも記載しています。
ASP型のネットショップ構築サービスを機能性、柔軟性、使いやすさで比較
弊社の感覚ですが、下記のような順番になります。
- 機能性、柔軟性、使いやすさ全てにおいて優秀
- Shopify(他サービスと比べると機能追加も安い)
- 機能性が高く、使いやすい
- futureshop(機能追加も含めるとかなり高い)
- Makeshop(機能追加も含めるとかなり高い)
- ショップサーブ(機能追加も含めるとかなり高い)
- カラーミーショップ(機能追加も含めるとそこそこ高い)
- 事業として使うには物足りない
- BASE
- STORES
下記に詳細を説明していきます。
結論1:月額10,000円以上するサービスは検討しなくて良いかも
一番安いプランから月額10,000円以上するMakeshop、futureshop、ショップサーブはかなり割高な印象です。
商売としてやっていくとしたら機能追加は必須だと思いますが、そちらの価格設定もお高め。
他にない機能性があるわけでもないので、ある程度規模の大きい会社が日系のサービスで責任とってくれそうなところを探す時に有力な候補として挙がるイメージでしょう。
BASEからの乗り換えにおいては、特にメリットは感じません。
結論2:カラーミーは割高、BASE、STORESは機能が足りない
カラーミーは機能が豊富そうで、日系だし、良さそうな雰囲気がしますが、必要な機能ほどオプション料金がかかるイメージです。
おそらくちゃんと整備しようとすると月額10,000円近くなってしまうと思いますので、Shopifyの方が安くて柔軟です。
STORESはBASEと同じランクのサービスですので、わざわざ乗り換えるメリットは無いと思います。
実店舗を持つショップさんの導入が多い印象ですが、ShopifyにもPOSがあるため、ECでの集客も考えるとSTORESからも乗り換えたほうが良いでしょう。
乗り換えるならShopifyが断然おすすめ!
というわけで、乗り換え先としてはShopify一択かなと思います。
本当にオススメなので、弊社ではShopifyへの移行サービスを開始しました。
色々なカートを使いましたが、その中でもShopifyはコストや手間が少なく、様々な拡張機能アプリを使用できることが特徴です。
本当にサクッとはじめられて、色々とカスタマイズしやすいです。
デフォルトのテーマが優秀なので、特にカスタマイズしなくても写真さえあれば綺麗なサイトを作れることも魅力ですね。
海外発のサービスなので若干英語が必要になる状況があったり、日本の商習慣からすると少し違和感のある仕様が残っていたりしますが、開発スピードが早いのでドンドン対応が進んでいます。
また、多国展開が前提のシステムなので、多言語対応の幅広さや世界中の決済への対応、海外の住所入力への対応など、越境ECのハードルの低さも魅力の一つです。
国内のEC支援サービスもShopifyを重要視しているらしく、軒並み対応&優遇してきているので、ツールによっては他のカートよりも安く使えたりします。
実際にShopifyを使用したときの利用料はどのくらい?
コスパが良く、アプリの追加でたいていの機能は実装できるShopifyですが、機能追加するということは追加コストもあるということです。
どのショップ構築サービスを利用していても、ちゃんとEC事業として売上を上げていく以上は多かれ少なかれ機能追加で料金は発生するもの。
とはいえ、Shopifyアプリはたいてい無料プランがあり、利用量が上がるにつれて料金プランを上げていくモデルがほとんどなので初期に抱えるリスクは少ないです。
最初にかけるべき追加コストはAmazonPayの導入くらいではないでしょうか?
ステップメール配信、ロイヤリティプログラムの実装、自動タグ付け機能の追加、物流用アプリ、あたりは鉄板ですが、顧客数や売上が上がってこなければ大抵は無料です。
大きめのショップのShopify利用料はどのくらい?
弊社クライアントの月商2,000万、会員6500人くらいのショップですと、Shopifyのプランをひとつ上のスタンダードプランにして、アプリやAmazonPayを追加で諸々合わせて月$1,000(1ドル120円で12万円)いかないくらいです。
アプリ使用料の一部は広告費のように、売上が見込める費用になっているので、結局使った分売上が上がっていたりします。
それらの効果を加味せずに単純にコストと割り切ったとしても、上記に3.4%の決済手数料を加えてコスト総額が80万ちょいといったところだと思いますので、カート使用料と決済手数料で売上の4%程度と、良い水準に落ち着いています。
目指そうと思えば月商億単位も目指せる機能性がありますので、こういった小規模にはじめて大きく伸ばすことの出来る柔軟性が、大手企業にも採用されている理由かとは思います。
移行・構築で迷ったら? →OTEGAMIに相談しよう!
冒頭でもご紹介しましたが、弊社ではShopifyの移行代行サービスを低コストでご提供しています。
やり方がよく分からない、面倒くさい、という方はお気軽にこちらのページからご相談ください。
単純な移行作業にとどまらないサービスになっておりますので、移行にともなうあれやこれやでお悩みの場合はオススメです。
というのも、しっかりとECを事業化していきたいと考えているお客様に、素早くより良い環境へ引っ越していただき、成長していっていただきたい!と考えているからです。
弊社では成功報酬型のECのコンサルティングも行っておりますので、ECに関しては様々な情報が集まってまいります。
ぜひとも、EC・通販周りでお困りのことがあれば、お気軽にご相談ください!
集客・サイト制作・システム・物流・OEM・法律周り、キャスティング、撮影など、およそECに関わるところは全てサポートさせていただきます。