DMの市場規模は実は4,892億円!ネット、テレビについで第3位。2018年日本の広告費より

こんにちは。

毎日ポストにDMが届くけど、DMの市場規模ってどれくらいなんだろう?

そう思った方にピッタリの記事です。

広告市場について:2018年 日本の広告費は6兆5,300億円

広告の市場規模は、電通が2019年2月に発表した「2018年 日本の広告費」より参照しています。

「2018年 日本の広告費」は6兆5,300億円、前年比102.2%
・総広告費は7年連続のプラス成長
・インターネット広告費は、5年連続の二桁成長
・マス媒体由来のデジタル広告費※は、582億円(新設項目)

2018年(1~12月)の日本の総広告費は6兆5,300億円、前年比102.2%で、戦後最長といわれる景気拡大に伴って増加し、7年連続で前年を上回った。

広告市場は7年連続のプラス成長になっており、その大きな要因はインターネット広告。毎年二桁成長です。

テレビ広告が未だに1位ですが、インターネットは2位。 差も毎年縮まってきています。

DM市場規模は単体で3,678億円

2018年のDM広告費は 3,678億円。広告費全体の約 5%を占めています。

近年の広告市場はインターネットの一人勝ちが続いています。上記の通り、インターネット広告が伸びて、他が減っています。

「広告のデジタルがが進む」と言われている背景には、上記のような広告費用の変化があります。

DMの市場は横ばい、安定的な需要がある

広告のデジタル化が進む中、DMは約3800-3600億円と横ばい・微減が続いています。

  • 2018年 3,678億円
  • 2017年 3,701億円
  • 2016年 3,804億円

実はDMの市場規模は、広告市場において5位を占めています。(テレビ、インターネット、新聞、折込、DMの順)。

DMは未だに安定的なニーズがあり、企業のマーケティング活動の中でも重要なポジションを占めています。

DMもデジタル化が進む

近年はDMの市場にも変化が起きています。下記は電通の報告レポートより。

DM(ダイレクト・メール) 3,678億円(同99.4%)

  • 日本の広告費には含まれないDM制作関連市場を入れると、全体で4,892億程度と推測される。さらにデータマーケティング費を加味するとさらに大きい市場であると考えられる。
  • インターネット広告だけではどうしても取り込めない顧客を、紙のDMで取り込もうとするケースが顕著であった。特に通販関連で、ECサイト上で「かご落ち(買いたい商品を購入予定フォルダに入れたままにすること)」した人に対して、紙のDMをタイミングよく送付し購買へつなげるといった紙とウェブの連携企画が進んだ
  • 顧客データの安全な利活用と同時に、よりクリエーティブでアイデアに富んだDMも出現している。DM制作などの自動化も進み、マーケティングオートメ―ションのひとつとして活用されるケースも少なくない。
  • また、よりデータオリエンティッドでバリアブルな高速印刷に伴い、パーソナライズドカタログといったその人向けのカタログを送付するというかなりハイクオリティなDM手法も現実的に進んでいる。
  • DMにおける無宛名便市場は、前年ベースではさらに拡大傾向にある(二桁成長と思われる)。特に中部地方では活発化傾向。あるエリアのみに全戸配布する媒体としてポスティング市場の一分野として大きく注目される。前年に引き続き選挙や防災など公共性の高い事業で案内・告知メディアのひとつとして重要視されてきている。またそれらのDM関連社が、地域の見守り事業も担っているケースもあり、社会貢献の観点からも大変興味深い。
  • 参考
    今回、デジタル印刷機の高度化に伴って最適なメッセージを個々人にカスタマイズすることが可能になったことを受け、より効果的でリッチなコンテンツが普及し、制作費などが増加傾向にあると考えられるため、その制作費関連部分の推定を行った。
    DM広告制作関連市場(2018年推定):1,214億円

実はDMに関しては今年からDM広告制作関連市場も算出されました。額にして1,214億円と大きな市場です。
その背景には、DMのデジタル化も進んでいることが挙げられます。

これまでデータを印刷して、大量に発送していたDMから、

CRMなどの顧客データとデジタル連携し、一人一人にパーソナライズされたDMが送られるようになっています。

全体の市場規模は4,892億円。テレビ、ネットに続いてDMは第3の広告媒体へ

DMの市場規模をDM広告制作関連市場も含めて計算すると3,678億円から4,892億円になります。

この金額は実は、広告市場の中で3位です。

1位:テレビ       1兆9,123億円
2位:インターネット広告 1兆7,848億円
3位:DM(全体)       4,892億円
4位:新聞           4,784億円
4位:折込           3,911億円

テレビやインターネットには大きく差がありますが、紙のDMが新聞より大きな市場であり、伸びている市場です。

まとめ

全体のまとめは下記の5点です

  1. 日本の広告費 2018年によるとDM単体の市場規模は3,678億円。市場は横ばい・微減傾向
  2. 広告制作などのDM広告制作関連市場は1,214億円
  3. DMもデジタル化が進みDM広告制作関連市場は増加傾向
  4. 関連市場まで含めたDM全体の市場は4,892億円
  5. DM全体の市場は広告市場の中ではテレビ、ネットに続いて3番目に大きな市場

市場の進化に合わせて、DMの市場も変わりつつあります。昔ながらのDMとは違う、デジタルとアナログを掛け合わせた新しいDMのカタチ。

DMならではのメディア特性を生かし、マーケティングを進めたいですね!

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